13日の午後、ピースケの葬儀と火葬を済ませました。
ピーちゃん、ちっちゃな、ちっちゃなお骨になってしまいました。
急すぎます・・。私はこれからまた、長い闘病生活が始まるんだと思ってました。よーし!頑張るぞー!って気合を入れなおした矢先でした。病気と闘う覚悟はできてたけど、ピーちゃんとお別れする覚悟なんて全然できてなかったよ。まさかこんなに早く逝ってしまうなんて・・・
ピーちゃん、亡くなる日の朝も、呼吸は荒かったけど、前日も同じくらいだったし、その日も注射さえ打てば頑張ってくれると信じてました。
パパと私は仕事があるので、病院へはじいじとばあばに行ってもらいました。
血液検査と、レントゲンと、エコー検査をしたけど、その段階では特別悪くはなかったそうです。
呼吸の荒いピースケを心配してばあばが先生に、「今日明日中に逝ってしまうようなことはないですよね?」って尋ねたら、先生はまだ大丈夫だとおっしゃっていたそうです。
なのに・・・。いつもの注射+輸液をしてもらってから家に帰ったピーちゃん。しばらくは落ち着いていたそうですが、夕方になるにつれ、どんどん容態が悪化し、自力で水を飲むことすらできなくなってしまったそう。
パパが帰宅したのはちょうどその頃。パパの顔を見て元気が出たのか、コタツから出てきて、水を飲もうとしたとき、よろけてパタッと倒れてしまったので、パパがピーちゃんを抱えて、濡らした指を口に持っていってやると、ぺロッとひと舐めしたそうです。
その後、大きな息をし出してそれまでと様子が違ったので、パパがピーちゃんを抱っこしたまま、じいじの運転で病院へ向かう車の中で、大きく2回呼吸して静かに息を引き取りました。まるで、パパ、バイバイ!って挨拶したみたいに・・・。
病院に着いてすぐに点滴しながら心臓マッサージが施されましたが、ピースケが息を吹き返す事はありませんでした。
心臓マッサージを始めて15分ほど経過したところでパパは、もういいと言いました。先生は、30分は頑張らせてくれと言ってくれたみたいですが、たとえ息が戻ったところで、また苦しい思いをするだけだから、もう楽にしてやってくれと頼んだそうです。
その後、スタッフの方が、ピーちゃんの体をきれいにしてくれて、小さな棺の形をした箱の中に入れてパパの元に戻してくれました。
車に乗り込もうとした時、院長先生が追いかけてきて、ピーちゃんの死因を解明したいので、解剖させてくれとの申し出がありました。
先生は、一応奥さんとも相談してからと言ってくださったのですが、パパはその場で承諾しました。自分自身もピースケの体の中で何が起こっていたのか知りたいし、リンパ腫の研究に少しでも役に立つなら是非にと。きっと私も同じ考えだからと。
だから、私が仕事から帰ったときにはピーちゃんはいませんでした。この日、私がピーちゃんにかけた最後の言葉は、「お仕事行ってくるから待っとってね」でした。でも、ピーちゃん、待ってくれてませんでした。仕事なんか休めばよかった・・・。
ピーちゃんの最期を看取ることができなかったのが心残りでなりません。でも・・・ピーちゃん、弱虫のママに気を遣って、一番辛い場面を見せないよう、わざと駆け足で逝っちゃったのかなって・・・。
13日の午前中、ピーちゃんを迎えに病院に行き、解剖の結果を説明してもらいました。
腹水が少し溜まっていたのと、肝臓が少し硬くなっていたけど、内臓はそれほど悪い状態ではなかったそうです。最後までピーちゃんを苦しめたのは、やはり肺の異変でした。肉眼的な所見では、肺気腫か肺炎ではないかとの話でした。
ただ、こんなにも急激に状態が悪くなってしまった原因は分からないので、組織を病理検査するそうです。
小さな箱に入れられたピーちゃんはまるで眠っているような穏やかな顔で横たわっていました。本当に今にも起きてきそうな顔で・・・
こんな写真載せていいのかわからないけど、穏やかなピースケの顔を見てやってください。
ピーちゃんをお家に連れて帰ってから、お隣のおばちゃんとケンちゃんが来てくれました。おばちゃん、涙を流しながら、ピースケのこといっぱいナデナデしてくれました。
パパもお昼休みに帰ってきて、ピースケと最後のお別れをしました。
パパが再び職場へ行った後、じいじと、ばあばと、私の3人で、ペット霊園にてピースケを見送りました。ピーちゃんが寂しくないよう、パパの洋服の切れ端と、私の涙と鼻水が染み込んだハンカチを棺の中に入れてやりました。
一時間後、ピースケはちっちゃなお骨になってしまいました。
こんなことなら、まだ食欲があるうちに大好きなお肉をもっと沢山食べさせてあげればよかった・・。もっと、モモちゃんに会わせてあげればよかった・・。もっとずっと一緒にいてやればよかった・・。もっと、もっと・・・・って後悔だらけです。ただ、最期は大好きなパパの腕の中で逝けてよかった。二人はやっぱり最期まで名コンビでした。ちょっと悔しいけどね・・。
ピースケのリンパ腫がわかった時、医者からは、半年から1年くらいしか生きられないと言われました。でも、あれから4年も頑張ってくれました。すごいことです。小さな体で本当によくここまで頑張ったと思います。
最後の1週間は呼吸が苦しそうで、きっとものすごくしんどかったんだと思うけど、鶏肉をぺロッと食べてみせたりして、私達を安心させてくれました。本当に良い子でした。パパと私の自慢の息子です。
ピーちゃん、ウチの子になってくれてありがとう。
ピーちゃんと過ごした8年間は最高にハッピーだったよ!天国には、お友達が沢山いるから、寂しくないよね。もう息も苦しくないから、走り回っても大丈夫だよ。みんなと仲良くね。今まで本当にありがとう。ピーちゃん、大好き!
最後になってしまいましたが、みなさん、今までピースケを可愛がってくださって本当にありがとうございました。みなさんの存在がどれだけ私達の心の支えになったことか。沢山の応援や励ましの言葉とても心強かったです。
ピースケは、こんなにも多くの方に愛していただいて幸せなワンコです。
何度お礼を言ってもたりないくらい。最上級の感謝の気持ちを込めて。。。
本当に、本当にありがとうございました。
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