メイたんの災難

今朝、出勤前にとんでもないハプニングが起こってしまいました。

タイトルの通り、メイたん大災難。

洗濯物を干す時は、うーメイちゃんもベランダで遊ぶのが我が家の日常。

今日も、私が洗濯籠を持ってベランダに出ると、いつもと同じように、うーちゃんとメイたんも付いてきました。

するとベランダに出た直後、突然メイたんがキャイ～ン！！！っと大きな悲鳴をあげました。

その声に驚いて、メイたんの方に目をやると、体長３ｃｍはあろうかという大きな蜂がフラフラと弱弱しく飛んでいました。

何が起こったかは、一目瞭然。

メイたんが蜂に刺されたのです。

驚いて声も出ない私。

メイたんはヒンヒン鳴きながら、ヨロヨロとした足つきで私のとこまで歩いてきました。

私は気が動転してしまって、メイたんを抱きかかえたものの、おろおろするばかり・・・

時刻は午前７時３０分。

かかりつけの動物病院の診察開始は９時。

あと１時間半もあります。

もし、アナフィラキシーショックでも起こしたら、命だって落としかねません。

私も高校生の時蜂に刺されたことがあって、その時は３８℃近い高熱が出て、嘔吐も伴うほどの症状を経験したことがあります。

人間でさえ、そんな状態になってしまうんですもの。

ましてやメイたんは３キロにも満たない小さな体で、あんなに大きな蜂に刺されたのです。

もう心配で心配で・・・

メイたんに万一のことがあったらどうしよう

とりあえず、１階のリビングにいるじいじとばぁばに報告し、メイたんをじぃじに預けてから動物病院の院長先生の携帯に電話してみました。
（我が家は二世帯住宅で、１階が両親、２階が私たちの生活スペースです）

ピーちゃんが通院していたころ、緊急時の連絡先として、先生の携帯番号を教えてもらっていたので・・・

だけど、いくらコールしても先生は電話に出てくれません・・・。

今度はうーちゃんが怪我したときにお世話になった病院にかけてみたけど、やっぱり留守電でした。

電話帳を広げて、片っ端から市内の動物病院にかけてみるも、早朝のため、どこにもつながりませんでした。

再度かかりつけ病院の院長にかけてみてもやっぱりダメ

しつこく３０回くらいコールしたけど、出てはもらえませんでした。

その間もメイたんは、ヒンヒン鳴いてるし、見る見るうちに前足が腫れてきました。

刺された現場は見てなかったけど、どうやら左前足を刺されたのは間違いないようでした。

じぃじが患部を冷やしてやろうと、濡らしたタオルを用意してくれたけど、メイたんはかたくなに拒否。

よっぽど痛い思いをしていたのでしょう。

私はいてもたってもいられなくて、何度も何度も院長先生に電話してみました。

結局、５分おきくらいに、５回くらいかけたでしょうか。

それでもどうしても連絡がつかないので、仕方なく開院時間まで待つことにしました。

メイたんはブルブル震えながら、パニック状態になっていました。

時刻は午前８時。

メイたんが蜂にやられてから、３０分が経過していました。

相変わらずパニック状態から抜け出せていないメイたん。

うーちゃんはただならぬ気配を察知したのか、ワンワン吠えまくってるし・・・

心なしかメイたんの呼吸も荒くなってきたようで、私の心配はピークに。

その時でした。

私の携帯が鳴り出したのです！

もちろん院長先生から！！

やっと着信に気付いてくださったようです。

メイたんが蜂に刺されたので、早く診察して欲しい旨を伝えると、すぐに病院に向かうとおっしゃっていただきました。

本当は私が連れて行きたいけど、悲しいかな、私の職場ではペットの通院なんて理由では理解が得られそうにはない融通の利かないところです。

いくら私にとっては一大事でも・・・。

なので、メイたんのことはじぃじとばぁばにお願いして、私は半べそかきながら出勤しました。

とりあえず、院長先生とお話でしたし（私ピースケの頃から、院長先生の声を聞くと何故か安心できるんです）、メイたんはきっと大丈夫！

そう自分に言い聞かせて仕事しました。

お昼休みに自宅に電話して、メイたんの様子を聞いてみると、「注射を２本打ってもらって、今は静かに寝ている」とのことでした。

よかった～。メイたん、生きてた。

大げさなようだけど本当にそう思ったのです。

夜、私が帰宅したときには、もういつものメイたんで、ピョンピョン飛び跳ねながら私を出迎えてくれました

あの朝の悪夢がウソのように元気いっぱいに。

メイたんのおかげで、私の寿命は５年くらい縮んじゃったわよ

刺された左の前足は、一時は２倍くらいの大きさに腫れあがっていましたが、今は元に戻りました。

こんなにちっちゃな可愛いお手手がパンパンだったんだよ。

メイたん、もう心配させないでね。

みなさんも、どうぞ気をつけてくださいね。